【第33回(2019年)】管理栄養士国家試験の概要・必要書類を分かりやすくまとめてみた

栄養士・管理栄養士

夏ですね!今年は暑い!
そして、8月1日といえば、管理栄養士国家試験の受験概要発表の日。
夏に3月の試験の話で恐縮ですが、受験締め切りは12月、そこに合わせて書類を準備しようと思うと、早いに越したことはありません。
特に、実務経験証明書が必要な方は早めに取り掛かっておきましょう。

そんなわけで、管理栄養士国家試験の概要や提出書類についてざっくりとまとめてみました。
今年度受験予定の方は、ぜひ早めに内容をご確認ください。

第34回(2020年/令和2年)の要項も発表されました!
令和2年の試験を受験予定の方は、以下をご覧ください。

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試験日

平成31年3月3日(日)

昨年度の試験から、3月の第一日曜日が試験となりました。
これまで3月の第3週だったので、2週間試験が早くなりました

ちなみに昨年度の要項も参考に以下にまとめてあります。

試験場所

北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県、沖縄県

場合によっては前泊が必要になりますので、ご注意を!
また、申込後の受験地の変更はできませんので、申込時点で自分にとって受験しやすい会場を選択する必要があります。

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願書配布時期

平成30年9月中旬より

願書配布場所

各試験地の国家試験係、各地方厚生局、都道府県庁、保健所などの窓口で配布されています。
また、厚生労働省のホームページでもダウンロード可能です。
詳しくは厚生労働省のページでご確認ください。

願書受付期間

平成30年12月3日(月)~12月14日(金)(消印有効)

原則、郵便(書留)で送る必要があります。

受付期間は毎年1週間程度です!
受付開始してから準備...では間に合わないこともあるので、早めからの準備が必要です。

在学中の方は、おそらく受験する人が大多数だと思うので忘れることはそうないと思いますが、既卒の人は要注意!
年末年始を控えて忙しい時期なのでついつい忘れてしまうことも。
また、後述する実務経験証明書は会社の記入欄もあり、すぐに準備することが難しい場合があります。

受験予定の方は、ぜひお早めに書類の準備を!

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受験資格

前回の第32回は大きく変更になりましたが、今年度は第32回と同様の受験資格のようです。

注意してほしいのは、栄養士を既にお持ちで、実務経験を数年積んで、さて受けよう!という方々。
今年度は、平成30年(2018年)12月14日(金)の時点で、所定の年数実務経験がある方が受験資格を持つことになります。
昨年度より、実務経験見込みでの受験ができなくなりましたので、ご注意ください。

特に、久々に国家試験に挑戦してみようと思っている栄養士の方々、要確認です。
第32回管理栄養士国家試験から、大きく受験資格が変わっており、今まで受験資格が合った方がなくなってしまっている恐れがあります。
詳細は以下の記事にまとめました。

受験手数料

6,800円(収入印紙を購入して、受験願書に貼付け)

※収入印紙に消印をしないように注意してください。

国家試験は、民間資格に比べて安くて助かります...

受験表の交付

平成31年2月15日(金)に投函されるため、数日以内に届くはずです。

郵便事故、なんて場合もあります。もし平成31年2月22日(金)までに受験表が届かない場合は問い合わせを。

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合格発表

平成31年3月29日(金)14時

厚生労働省などのホームページで掲示されます。
合格者には厚生労働省から合格証書もきます。(平成31年3月29日(金)投函)

合格発表は、昨年と同様3月下旬です。
第31回まで5月上旬合格発表だったので、だいぶ早くなりました。

提出書類

提出書類は人により変わります。

全員が提出するもの

①受験願書(6,800円分の収入印紙)

②コンピューター入力カード

③写真台紙(6×4cmの写真)

栄養士養施設を卒業した人がプラスで提出するもの

④免許等照合書

⑤実務証明書(実務経験を証明してくれる就業先に依頼する部分あり)

管理栄養士養成施設を卒業した人がプラスで提出するもの

④免許等照合書

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管理栄養士養成施設を卒業見込みの人がプラスで提出するもの

④免許等照合書(既に栄養士免許を持っている人のみ)

⑥卒業・履修見込証明書

⑦卒業・履修証明書(平成31年3月14日(木)17時までが期限)

⑧栄養士免許取得見込照合書(平成31年3月14日(木)17時までが期限)

※ ⑦、⑧については、平成31年3月14日(木)17時までに、書留郵便で送付する必要があります。
送付しないと、受験が無効になってしまうので、忘れないようご注意を!
ただ、管理栄養士養成施設に在籍中なので、大概先生方がしっかりご指導してくださるとおもいます。
年末年始に試験、卒論と忙しい時期ですが、管理栄養士受験に関するお知らせがあったら、しっかりと聞いておきましょう。

各書類の説明

少しややこしいですが、自分がどの養成校を出ているか、卒業済みか在学中かによって違ってきます。
申請書類は何か一つでも漏れがあると、受験することができません。
実際に記入するときは、厚生労働省のサイトをよく確認してみてください。

以下に簡単な書類の説明を書きます。

① 受験願書

② コンピューター入力カード

③ 写真台紙

④ 免許等照合書

⑤ 実務証明書

⑥-1 卒業・履修見込証明書

⑥-2 卒業・履修証明書

⑦ 栄養士免許取得(見込)照合書

全員が対象

受験する人全員が出さなくてはいけないのが①~③です。

すべて様式が厚生労働省のページにあるようです。
①には6,800円分の収入印紙をはりつけなければならないので別途購入が必要です。
また③は6cm×4cmの写真を張り付けるのでそちらのご用意も。

栄養士免許を持っている人が対象

栄養士免許を持っている人は、④がプラスで必要です。

こちらも厚生労働省のページに様式があります。
④を記入する際は、「栄養士免許証」、「卒業証書」をお手元に。

これらを記入した上で、保健所や役所に④の書類と「栄養士免許証」や「卒業証書」等の照合したい書類の原本を持っていき、間違い無いですよーと保健所や役所に方に確認してもらう必要があります。

つまり、平日に役所や保健所に出向く必要があります。

人によっては休みが必要になってくると思いますので、早めの準備がお勧めです。

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実務経験を証明する必要がある人が対象

実務経験を証明する必要がある人は、プラスで⑤を出します。

こちらも厚生労働省のページに様式があります。

⑤は自分だけでは記入できません。
実務経験を証明してくれる就業先に依頼しなければならないので時間に余裕を持って用意してください。

とくに複数の就業先があった場合は、複数に依頼をかけなければならないこともあるのでご注意を。

管理栄養士養成校卒業見込みの人が対象

管理栄養士養成課程卒業見込みの人は、プラスで⑥~⑦を提出します。

こちらは厚生労働省の決めた様式はありません。

各学校で出力してもらう必要がありますが、管理栄養士養成校はほぼ全員が国家試験を受けることになり、学内でやり方の説明があることがほとんどで、場合によっては学校で手続きのほとんどをやってくれることもあります。
もしも、わからないことがあったら、学校の先生や学務課等に聞くのがいいと思います。

まとめ

第32回(2018年)の大きな変更は、継続され、第33回(2019年実施)も昨年同様の要項となっていました。
昨年度の受験を経験していない方は、変更点を今一度確認し、試験に備えてください。

また、申請書類については非常に大切なものです。
このページは第33回管理栄養士国家試験の実施要項を参考にしておりますが、願書提出前に必ず厚生労働省のページをご確認ください。

私自身、数年前に管理栄養士国家試験を受験しておりますが、経験も地頭も大切ですが、この手の試験は、試験のための勉強というものが必要となります。
受験準備と並行して、ぜひ問題を数こなしてみてください。

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