
第32回、2018年3月実施の管理栄養士国家試験から、受験資格や日程などが大きく変更になりました。
試験日、合格日などの概要から、揃えなければいけない書類まで、要項を分かりやすくまとめました。
第32回試験を受ける方、第33回試験を検討している方は、ぜひご覧ください。
追記 : 第33回の受験要項が発表されました。
第33回を受験予定の方は以下もご覧ください。
試験日
平成30年3月4日(日)
これまでは3月の3週目くらいの日曜日でしたが、これからは3月上旬の日曜日で固定されそうですね。
試験場所
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県及び沖縄県
場合によっては前泊が必要になりますので、ご注意を!
願書配布時期
平成29年9月中旬より
願書配布場所
各試験地の国家試験係、各地方厚生局、都道府県庁、保健所などの窓口で配布されています。
また、厚生労働省のホームページでもダウンロード可能です。
詳しくは厚生労働省のページでご確認ください。
願書受付期間
平成29年12月8日~12月15日
受付期間は毎年1週間程度です!
受付開始してから準備...では間に合わないこともあるので、早めからの準備が必要です。
余談ですが、私の高校の友人は浪人中にセンター試験の申し込みを忘れたそうです。
浪人中って、一緒にやる人がいないからうっかりってことがありえるんですよね。
既卒の人や、大学院在籍中に受験する人は特にやりやすいです。
年1回の試験の場合は、かなりクリティカルですので、ご注意ください。
受験手数料
6,800円
国家試験は、民間資格に比べて安くて助かります...
受験表の交付
平成30年2月16日に投かんされるため、数日以内に届くはずです。
郵便事故、なんて場合もあります。もし平成30年2月23日までに受験表が届かない場合は問い合わせを。
合格発表
平成30年3月30日14時
厚生労働省などのホームページで掲示されます。
合格者には厚生労働省から合格証書もきます。
合格発表も第32回から大きく変更がありましたね。
これまでは5月上旬の合格発表でしたが、年内発表にするため、今回の試験から受験資格も変更となりました。
提出書類
提出書類は人により変わります。
<全員が提出するもの>
①受験願書(6,800円分の収入印紙)
②コンピューター入力カード
③写真台紙(6×4cmの写真)
<栄養士養施設を卒業した人がプラスで提出するもの>
④免許等照合書
⑤実務証明書(実務経験を証明してくれる就業先に依頼する部分あり)
<管理栄養士養成施設を卒業した人がプラスで提出するもの>
④免許等照合書
<管理栄養士養成施設を卒業見込みの人がプラスで提出するもの>
④免許等照合書(既に栄養士免許を持っている人のみ)
⑥卒業・履修見込証明書
⑦卒業・履修証明書
⑧栄養士免許取得見込照合書
少しややこしいですが、自分がどの養成校を出ているか、卒業済みか在学中かによって違ってきます。
申請書類は何か一つでも漏れがあると、受験することができません。
実際に記入するときは、厚生労働省のサイトをよく確認してみてください。
以下に簡単な書類の説明を書きます。
●受験する人全員が出さなくてはいけないのが①~③です。
すべて様式が厚生労働省のページにあるようです。
①には6,800円分の収入印紙をはりつけなければならないので別途購入が必要です。
また③は6cm×4cmの写真を張り付けるのでそちらのご用意も。
●栄養士免許を持っている人は、④がプラスで必要です。
こちらも厚生労働省のページに様式があります。
④を記入する際は、「栄養士免許証」、「卒業証明書」をお手元に。
これらを記入して間違いないですよーと自分の印鑑をうつ書類です。
●実務経験を証明する必要がある人は、プラスで⑤を出します。
こちらも厚生労働省のページに様式があります。
⑤は自分だけでは記入できません。
実務経験を証明してくれる就業先に依頼しなければならないので時間に余裕を持って用意してください。
とくに複数の就業先があった場合は、複数に依頼をかけなければならないこともあるのでご注意を。
●管理栄養士卒業見込みの人は、プラスで⑥~⑧を提出します。
こちらは厚生労働省の決めた様式はありません。
各学校で出力してもらう必要がありますが、管理栄養士養成校はほぼ全員が国家試験を受けることになり、学内でやり方の説明があることがほとんどで、場合によっては学校で手続きのほとんどをやってくれることもあります。
もしも、わからないことがあったら、学校の先生や学務課等に聞くのがいいと思います。
まとめ
第32回(2018年)の大きな変更は、今後も継続されていくと思います。
非常に大きな変更点なので、受験される方はご注意ください。
また、申請書類については非常に大切なものです。
このページは第32回管理栄養士国家試験の実施要項を参考にしておりますが、願書提出前に必ず厚生労働省のページをご確認ください。
願書の準備は早めがオススメです。願書受付期間は非常に短いので、出願期間前に一通り揃えておいたほうが安心です。
特に母校や就職先に問い合わせたり、記入をお願いする必要がある人もいると思いますので、そういった方々は早めの準備をお勧めします。