
11月に入り、今年も管理栄養士国家試験の受験申込締切まで後1ヶ月となりました。
管理栄養士国家試験は受験申込期間が非常にシビアで、1週間ほどしかありません。
また、受験資格によっては出身校や職場につくってもらわなければいけない書類もあるため、事前準備が大切になってきます。
いざ申込期間になって、「書類が間に合わない!」ということがないように、準備がまだの人は今から準備しておきましょう。
願書受付期間
2018年12月3日(月)〜2018年12月14日(金)
当日消印有効で、原則郵便書留で送る必要があります。
たった1週間強ほどしかありません。
しかも郵便局に行く必要があるので、忙しく仕事をしている人は予定を調整する必要があるかもしれません。
要項の確認
2019年3月に実施予定の管理栄養士国家試験の要項は、2018年8月に厚生労働省のホームページで公開されています。
まずは要項をよく確認して、受験資格や自身に必要な応募書類を確認しましょう。
以下のページに要項をざっくりまとめてあります。
願書を手に入れる
管理栄養士国家試験の願書は、10月上旬より、県庁や保健所などで配布されています。
また、厚生労働省のホームページからもダウンロード可能です。
早めに手に入れて、必要事項を記入しておきましょう。
母校に書類を依頼する
「免許等申請書」が必要書類に入っている方は、書くために「卒業証書」もしくは「卒業証明書」が必要です。
「卒業証書」が見当たらず、「卒業証明書」が必要な方は、母校に依頼する必要があります。
管理栄養士養成課程で在学中の方は、履修見込みであることを証明するために他にも学校から出してもらう書類が必要ですが、大学の先生方からまとめてお話があると思いますので、このページでは割愛させていただきます。
心配な方は、学科の先生方や事務の方に確認してみてください。
また、もし学校から集まるように言われた時は、出願手続きの説明かもしれませんので、忘れずに出席するようにしてください。
会社に書類を依頼する
栄養士免許を持っていて、実務経験によって管理栄養士国家試験の受験資格を満たす方は、「実務証明書」の提出が必要になります。
(出願書類は、どのような受験資格を持っているかによりことなるので、必ずご確認ください)
さて、この「実務証明書」ですが、実務経験を証明してくれる会社に記入してもらわなければいけない部分があります。
これまで栄養士として働いてきた会社が該当します。
新卒からずっと一つのところで働いていて、現職だという方はそれほど大変ではないかもしれませんが、転職されている方は、現職以外の会社にお願いする必要が出てきます。
やりとりにも時間がかかりますし、発行してもらうまでに時間がかかることもあります。
ぜひ早めにとりかかってください。
収入印紙を購入する
受験手数料の6,800円は収入印紙で支払う必要があります。
収入印紙はコンビニや郵便局、市役所などで購入できます。
収入印紙は消印があるとダメなので、購入時、消印を打ってもらわないように気をつけてください。
写真を準備する
6×4cmで証明写真を用意する必要があります。
あまり前に撮りすぎてしまってもいけませんが、願書提出時に慌てないよう、早めに用意しておきましょう。
栄養士免許、卒業証明書をひっぱりだす
栄養士免許って大きいので奥の方にしまいっぱなしだったりしますよね。。。
栄養士免許は、「免許等照合書」を書くのに必要になってくるので、しまいこんでいる方は、どこにあるかを確認しておきましょう。
前述しましたが、同じく卒業証書も準備しておきましょう。
もしこれを紛失していた場合、卒業証明書を母校に発行してもらわなくてはならず、時間がかかります。
免許等照合書を照合してもらう
免許等照合書は、手元に栄養士免許や卒業証明書を用意した上で、保健所又は都道府県、保健所設置市、若しくは特別区の本庁で照合を受ける必要があります。
ざっくり言うと、保健所か役所に照合書と照合書したいものを持って行って、確かに照合しましたよという確認をしてもらう必要があるということです。
役所や保健所に出向く必要があるので、平日時間を作らなければなりません。
早めに準備をしておきましょう。
受験場所を決める
管理栄養士国家試験は全国8都市で開催され、願書を出す時に希望の会場を記載する必要があります。
人によっては前泊が必要になることもあると思うので、事件前後の日程や宿泊地などをある程度考えてから申込するのがおすすめです。

出願後に受験場所を変更することはできないそうなので、今のうちに考えて決めておきましょう。
11月は勉強のチャンス
「願書準備はできているけれど、勉強があんまりできていない」という方もいらっしゃると思います。
今がチャンスです。
ぜひ時間を確保して少しでも勉強を進めてください。
11月が終われば、年の瀬の12月。
職場でもプライベートでも忙しくなることが多いと思います。
年が明けたらもうラストスパート、ひたすら問題集を解くに限ります。
そんなわけで、苦手分野だったり、確認しておきたいところだったりを重点的に勉強できるチャンスは今です。
願書準備ができたら、そのまま勉強に本腰をいれていきましょう。
まとめ
意外と大変な願書準備。
自分一人でなんとかならない書類も多くあるため、時間に余裕を持って準備してください。
特にお仕事が忙しい方、母校や元職場に平日日中に電話したり、写真を撮りに行ったり、場合によっては仕事を調整する必要がでてくると思います。
早めの準備をお勧めします。
願書準備ができたら、いよいよ試験まであと4ヶ月!
試験勉強も頑張っていきましょう。