
第33回管理栄養士国家試験の願書締め切りまであと少しとなりました。
管理栄養士国家試験の願書受付期間は1週間ちょっとと非常に限られていますが、様々な書類を準備する必要があり、受付期間前にきちんと準備しておくことが大事です。
まだ準備されていない方は、すぐに取り掛かりましょう!
すでに準備が済んでいる方も、以下をみつつ、念のため確認しておきましょう!
久々の人は受験概要確認!【2018年度より変更あり】
前回2018年度の第32回管理栄養士国家試験より、試験日や受験資格に大きな変更がありました。
次回の第33回試験も、同様の傾向で、今後もこのまましばらく運営さらると思います。
特に、栄養士を取得後、実務経験を積んで受験資格を満たす人にとっては大きな変更になりますので、初めて試験を受ける方はもちろん、久々の受験を考えている方は、ご確認ください。
試験日の変更
毎年3月第3日曜→毎年3月第1日曜
これまで毎年3月第3日曜日でしたが、第32回試験より毎年3月第1日曜日へと変更になりました。
これにより、合格発表が年度内(3月中)に行えるようになったそうです。
他の医療系国家資格もこのような変更を既にしてきた経緯もあり、管理栄養士もようやくという感じで変更になったようです。
受験資格の変更
実務経験3年(見込)→実務経験3年(12月15日時点)
※栄養士養成校が短期大学の場合の例
管理栄養士養成校を単位を収めて卒業している人は、その時点で受験資格が得られますが、栄養士養成校を卒業している人は実務経験がなければ管理栄養士国家試験の受験資格が得られません。
例で上げた3年は、2年制の短期大学で栄養士免許を取得した場合です。
栄養士養成校の年数によって実務経験年数が変わってきますので、自分の実務経験が何年必要か分からない方は以下で確認してみてください。
その実務経験が、これまで試験のある年の3/31時点での見込で出願可能だったのが、試験の前年の12/15時点で所定期間を満たす必要があることに変更となりました。
つまり、新卒で栄養士として働き始めた場合、これまで最短で3年目の3月の試験が受けられたのに、今回の変更を受けて翌年まで受けられないことになりました。
栄養士から実務経験を経て管理栄養士を目指す際、この変更は非常に大きいものです。
今一度、ご自身の受験資格をご確認ください。
実務証明書の準備
栄養士から実務経験を経て受験資格を得ている人が提出する書類です。
この書類は実務経験をこれまで勤めてきた会社に証明してもらう必要があるため、これまで勤めてきた会社に記入してもらわなければいけない部分があります。
特に、既に辞めている勤め先に依頼しなければいけない場合、送付したりで時間がかかることも。
まだ取り掛かっていない人は急いでお願いしましょう。
その際、いつ送付してもらえるかもしっかり確認しておきましょう。
免許等照合書の準備
免許等照合書は、内容は人によりますが、「栄養士免許持ってるよ!」、「管理栄養士養成校を卒業してるよ!」ということを証明する書類です。
そのため、栄養士免許や卒業証書を手元に用意する必要があります。
どちらも大きいものなので、クローゼットの奥にしまいこんでいたり、実は実家におきっぱなしなんてことも!
早めにありかを確認しておきましょう。
免許等照合書の照合
免許等照合書に必要な証書を用意し、自分で記入すべきところを埋められたら、「記入されている内容が間違いないか確認しましたよ〜」という印をもらいに、保健所か役所に行く必要があります。
証書類は必ず原本を持参するようにしましょう。
平日に予定を開ける必要があるため、早めにやっておきましょう。
収入印紙は買った?
受験料は6,800円ですが、収入印紙を購入、貼り付けて支払うという形になります。
郵便局などで購入できますので、こちらも早めの準備をお勧めします。
写真は撮った?
6×4cmの写真を、写真台帳に貼り付けなければなりません。
仕事のある日は忙しいしボロボロで写真なんて撮りに行けないという方は、休日に都合をつけてとりにいっておいてください。
申込期間を再確認!
最後にもう一度、申し込み期間の確認です。
平成30年12月3日(月)~12月14日(金)
です!
必ずこの期間内に送付するよう、忘れないようにしておきましょう。