
お弁当をつくろう!
節約を考えたり、自炊を始めたりすると浮かぶこの言葉。
最初は頑張れるんです。
でも、だんだんめんどくさくなって、「コンビニ最高!」生活に逆戻り。。。
「自炊なんて一人暮らしならコスパよくないし!」なんて言ってみたり…
いやいや、やっぱり自作弁当ってコスパいいんですよ!
単にお金だけの問題じゃなくて、摂取できる栄養を考えたら外食やコンビニ飯と比べものにならないくらい、安くてカロリーも栄養もとれちゃうんです。
そんなことわかってるけどめんどうなんだよ!!
・・・わかる。・・・わかりすぎる!
私も「管理栄養士なんだから~」ってよく言われますが、お弁当とかめんどくさすぎ!
栄養バランスとか言ってないで、つくるだけで褒めてくれ!!
って感じです、正直。
でも、ケチだから昼食は弁当にしたい。
そんな私がどうにか続けられている弁当作りのポイントをご紹介します。
あ、カラフルなお弁当とか、キャラ弁とかを期待している人は申し訳ありませんが、クックパッドやインスタをご覧ください。
ずぼらな人が最低限続けられるを目標にした弁当ですので、お仲間の方はぜひご覧ください。
タッパー弁当のススメ
てっきり私の造語だと思っていたのですが、この記事を書くにあたって検索してみたら、出るわ出るわお仲間さん達…
ずぼらな人でも続けられるお弁当づくりの一つです。
いや、本当に続けられてるんですよ。
ソースは私です。
n=1だろうが、私が続けられるって相当すごい!
タッパー弁当ってなに?
タッパー弁当とはその名の通り、かわいいお弁当箱の代わりにタッパーを使用する、なんとも女子力低めシンプルなお弁当のことです。
なんでタッパー弁当がいいの?
なぜタッパー?かわいいお弁当箱のほうがいいじゃん!
と思うかもしれませんが、タッパー弁当最大の魅力は
洗いやすく、洗い替えがつくりやすいこと
これに尽きると思います。
私がお弁当が続かなくなった原因ははっきりしていて、夜疲れて帰ってきたり、遊んで帰ってきたりすると、それから洗い物をするのが、非常にめんどくさいんです。
今日の夜は洗い物をしたくない
↓
次の日の朝、当然洗われているお弁当箱はない
↓
もうつくるのやーめた!
もうね、朝起きてお弁当つくる気があるだけ褒めて欲しいんです。
でもね、そんな中で流し置いてあるお弁当箱…
昨日の自分、しっかりしろや。
かといって、お弁当箱複数買うのって、すっごくずぼらじゃないですか。
洗い物めんどくさい日があるからお弁当箱2個買ったの、って。
いや洗えよ!ってなるじゃないですか。
しかもお弁当箱ってそれなりにお高いし。
でも、タッパーなら100均で買えるんです…!
しかも、複数あっても普通にタッパーとしても使えるので邪魔じゃないし、自分に言い訳もできる…!
あと、内蓋とか仕切りとか細かいパーツもなければ、液漏れもしにくい…!
一度体験すると、戻れないです。
お弁当箱はかわいくなきゃ嫌!って人も、最近はおしゃれな感じのタッパーもありますし、言い様によっては一昔前に流行ったスケルトンですし。
ずぼらに最高のお弁当箱はタッパーでした。
3つのおかずルール
お弁当の中身ですが、私も一応管理栄養士。
白飯にふりかけだけというわけにはいきません。
最近は冷凍食品も便利になってきましたが、高価で手がだせないやっぱり自宅で調理したほうが安価で旬の野菜が使えるので、栄養的にもコスパがいい!
でも、彩り豊かなお弁当みたいに、5品も6品もおかずを朝から作るなんて難易度高すぎ!
かといって、栄養がとれなければわざわざお弁当作りする意味はない…
そこで、私でもギリギリできそうな、3つのおかずでお弁当箱を埋めるルールをつくりました。
ちなみに私のお弁当は二段弁当式(タッパー2つ)で、
一つはご飯をつめて、同じサイズのもう一つのタッパーにおかずをつめています。
主菜1品+副菜2品ルール
タッパー弁当に限らず、お弁当全般にいえることですが、スペースの使い方として、
『主菜:副菜=1:2』
が栄養バランス的に整うと思っています。もちろん、入れるおかずによってきますが、野菜って結構たくさんとらないと、食事摂取基準を充たせなかったりします。
なので、最低単位でいきます。
主菜1種類、副菜2種類をつめていきます。
ここで便利なのが、おかずカップ。
冷凍食品なんかもみんなこれに入っていますよね。
6号サイズのおかずカップですと、ちょうど3~4つくらいタッパーに入ったりします。
なので、おかずカップ3個分用意する感覚でいるとちょうどいいです。
私は前述の通り、冷凍食品は高価なので、きんぴらやひじき等、おかずを大量につくり、おかずカップにつめて冷凍しています。
この冷凍するとき、タッパー役に立ちますよ!
タッパーはたくさん買っておくと、弁当にもなり、おかず収納ボックスにもなります。
タッパーすごい!!
お金をかけられる人は、シリコンカップとケースがセットのものを買うと作業効率はあがります。
シリコンカップがぴったり入るので自家製冷食を作る時、すごく入れやすいんですよね。
節約したい方は、ピッタリ感は減りますが、四角いシリコンカップ+四角いタッパーでも代用可能です。
冷凍できる作り置き主菜
水分の多いものは冷凍解答がうまくいかなかったりしますが、火を通してあるものって比較的冷凍できるものが多いんですよね。主菜は基本的に火を通してあるものがほとんどなので、冷凍おかずに最適です。
・ハンバーグ
・チキンナゲット
・しゅうまい
・グラタン
・いわしバーグ
・肉みそ
家庭ではどうしても菌が調理課程、カップにつめる時などに入りやすくなってしまします。
早めに使い切るようにしてくださいね。
冷凍できる作り置き副菜
むしろ副菜こそ冷凍を活用したほうがメリット大!主菜はどうしても冷凍焼けが味にでやすかったりしますが、
副菜はそこまで味に影響しません。おすすめは以下のようなものです。
・きんぴらごぼう
・ほうれん草の胡麻和え
・人参といんげんと油揚げの市松煮
・ひじき
・煮豆
・卯の花
主菜同様、火の通してあるものはたいがいいけます。
※こんにゃく、じゃがいも等は火を通しても冷凍に向かないのでご注意を!
上記のおかず、管理栄養士として非常にありがたいやつらです。
日本人はどうしても鉄、カルシウム、食物繊維が不足しがちなのですが、この子たちはそれらが非常に豊富なんです。
献立をたてる際に何度救われたかわかりません。
普段、これらのおかずを作ったとき、少し多めに作っておいて、お弁当用に小分けして冷凍がベスト!
少しの手間で、お弁当でお野菜がしっかりとれます。
まとめ
とにかくずぼらには最高のお弁当箱はタッパーです。節約のためでも健康のためでも、お弁当づくりは続けてなんぼ。彩り豊かなことよりも、完璧な栄養価のお弁当をつくるよりも、一番大事なのは続けることです。
ずぼらのみなさん、一緒にタッパー弁当ライフ頑張りましょう!